日本エコシステム コラム第5回

皆さま、こんにちは

日本エコシステムの尾上浩二です。

太陽光発電は、地球温暖化対策等、エコ意識からの設置でスタートしました。
しかし現在は、

・補助金制度
・売電価格が高い

など、国や地方自治体のバックアップによって投資としての需要に切り替わり急速に普及しています。
ただ結果的に悪質な会社も増えてきているんですね。
今回は太陽光発電において、私の思う悪質な会社についてお話しします。

たまに、

「訪問販売だから良くない」

と言われてしまう事があるのですが、一概にそうとは言えません。
太陽光発電は建物だけではなく、周りの環境から影の影響が無いかも確認する必要がありますので、どこかのタイミングでご訪問は必要になるんですね。
そういう点では新築時以外の設置はすべて訪問販売になります。
悪質な会社というのは、嘘をついての営業であったり、 デメリットの説明を行わずに販売してしまう会社の事を言います。

いくつか例を挙げてみます。
1.補助金がまだ充分余っている時期に「補助金が残りわずかです!!」と言う。

→本当に残りわずかな時期なら問題ありませんが、偽って言説明する 場合があります。
2.「明日には補助金が無くなります」 

→それを断定的に伝えてはいけないですよね。
3.予測を理由に発電量を偽って、大きく説明する。   

→なにかしら根拠があれば良いと思います。 例えば、自身のお客様データをもとに作成している等。
4.一度設置したらメンテナンスが要りません。
等々、販売する為の嘘を耳にすることがあります。
こういう会社には注意が必要です。

また最近では、北西面・北東面への設置も増え始めています。
以前の考え方では 発電効率の下がる北面屋根は設置しない、というのが定説でしたが、現在ではシステム容量を大きくすることでコストメリットを出し、売電を増やすことでトータル的に見て費用対効果を大きくするという考え方に変わってきました。

しかし北面設置のデメリットはまだ残っています。 反射光という言葉を聞かれた事はあるでしょうか?
北面への設置は、隣家への反射光による影響を考慮しての設置必須条件です。
実際、

「日常生活に支障が出た」

として裁判になった例もあります。

買い手側にたち、必要な情報を正確に発信できる会社か見極める事が、とても重要だという事がおわかりいただけると思います。
皆様も信頼できる会社選びをしてみて下さい。