日本エコシステム コラム第4回

皆さま、あけましておめでとうございます!!
日本エコシステムの尾上浩二です。
専門業者から見た太陽光発電マメ知識の第4弾をお届けします。

今日のテーマ

 集合住宅に太陽光発電を設置する方が増えてきています。

そもそも、今までは太陽光発電を設置している物件のほとんどが一戸建て住宅でした。
なぜか??
理由は、補助金・余剰電力・施工の条件等が比較的、一戸建て住宅に則した内容になっている為です。
国の補助金:10kW未満が対象です。

市の補助金:多くは一戸建て住宅のみが対象です。(市によっては集合住宅も対象になります)

余剰電力:一番高い42円/kWhで買取してくれるのは10kW未満が対象です。

保証内容:メーカーによっては集合住宅へ設置の場合、保証がないケースもあります。
などなど一戸建ての方が検討しやすい条件になっていました。

しかし、近年では集合住宅に太陽光発電設置を設置される方が非常に増えてきています。
その理由は、

設置スペースが広い集合住宅は大きく設置することで、1kWあたりを割安で設置できる ため一戸建て住宅に比べて投資効果が高い

ためです。

さらに、
国の補助金:2010年度から集合住宅も対象になりました。(10kW未満)

市の補助金:市によっては集合住宅用の補助金が出ています。

余剰電力:10kW以上の設置でも40円/kWhで買取してくれます。

保証内容:集合住宅でも保証対象のメーカーが増えてきました。

節税:条件によっては税制優遇も受けられます。
などなど 立地や物件条件によっては設置が出来ない太陽光発電ではありますが、(例えば、周りに高い建物があり、物件が陰になるなど)その狭き門を通りぬけた条件の良い物件をお持ちのオーナー様は設置される方が多いようです。