養子をとるとなぜ相続税対策になるのか?

今シーズン、僕が見ている中で「はじめまして愛しています」というドラマがあります。

虐待された子供を、里親として1組の夫婦が養子に取るヒューマンドラマです。

かなり泣けるドラマですが、実は養子をとると相続税対策に繋がります。

では、なぜ養子をとると、相続税対策に繋がるのでしょう?

相続税の計算の中で、基礎控除というものがあります。

これは、相続税の対象になる財産の評価額から、控除できる金額です。

この金額が大きければ、相続税対策になります。

そして、基礎控除の計算は、次のように法定相続人の数で決まります。

3,000万円+600万円×法定相続人の数

法定相続人の数が多くなると、基礎控除も増えます。

そして、養子はこの法定相続人になります。

ただし、実施がいる場合は、養子1人しか法定相続人の数に含めることができません。